１．アスベストの届出があるかを確認
アスベストとは何か、どこに使われているのか。また人体にどのような影響を与えるのか、アスベストを除去するにはなど、アスベストの問題とその対策を解説します。
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１．アスベストの届出があるかを確認
アスベスト飛散の可能性の高い吹き付けアスベストが使われているかもしれない鉄筋、鉄骨の建物の場合です。
アスベストの届出があるかを確認
「大気汚染防止法」により、作業を行う業者はアスベストの有無を事前調査し、アスベストが有る場合は所在地の都道府県知事に届出をします。ただし、これは床面積５００平方メートル以上、吹き付けアスベストの使用面積の合計が５０平方メートル以上の場合のみです。
「石綿障害予防規則」により、作業を行う業者はアスベストの有無を事前調査し、アスベストの除去を行うときには、飛散防止措置の概要を記した届けを管轄の労働基準監督署に提出することになっています。これは建物の規模に関係ありません。
ですから、大規模な建物なら地方自治体に問い合わせるようにして、そこで不明なときは、管轄の労働基準監督署に問い合わせてみると、届出があるかどうかがわかります。