アスベストの定性分析とは
アスベストとは何か、どこに使われているのか。また人体にどのような影響を与えるのか、アスベストを除去するにはなど、アスベストの問題とその対策を解説します。
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アスベストの定性分析とは
定性分析とは、アスベストが入っているかどうかを分析することです。定性分析には二通りの方法があります。
一つは顕微鏡で見て分析する方法で、サンプルを特殊な液体に浸すとアスベストが発色します。これを顕微鏡で見るとアスベストかどうかがわかります。また、クリソタイル(白石綿)か、アモサイト(茶石綿)か、クロシドライト(青石綿)のどれなのかもわかります。
もう一つは、X線で調べる方法です。鉱物には特有のX線の反射角があり、X線を当てることによりアスベストかどうかを見分けることができます。これはX線回折法と呼ばれます。