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中皮腫とは

アスベストとは何か、どこに使われているのか。また人体にどのような影響を与えるのか、アスベストを除去するにはなど、アスベストの問題とその対策を解説します。


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中皮腫とは

中皮腫とは、胸膜や腹膜、心膜、精巣鞘膜にできる悪性のがんのことです。

アスベストを吸い込んでから発症するまでの機関はおよそ30〜50年と言われています。石綿肺や肺がんよりも少ない量、期間のアスベスト吸入でも発症します。

アスベストを吸入する年齢が若いほど発症する可能性が高くなるとも言われています。

また、アスベストのうち青石綿(クロシドライト)が最も中皮腫に関与があるといわれ、次に茶石綿(アモサイト)で、最も危険性が少ないのが白石綿(クリソタイル)であるとされています。

中皮腫は肺がんと異なり、喫煙の影響は受けません。発症後の生存期間は平均で1〜2年であり、発症後5年以内にはほとんどが死亡に至ります。残念ながら、現時点で根本的な治療法はありません。

 

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