アスベストにより生じる健康被害
アスベストとは何か、どこに使われているのか。また人体にどのような影響を与えるのか、アスベストを除去するにはなど、アスベストの問題とその対策を解説します。
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アスベストにより生じる健康被害
アスベストを吸い込むことにより生じる病気には、石綿肺（アスベスト肺）、肺がん、中皮腫、その他胸膜疾患があります。また、病気とまでは言えませんが、胸膜プラーク（胸膜肥厚斑）があります。
中皮腫と胸膜プラークの二つはほとんどの場合、アスベストの吸入により発生します。石綿肺はじん肺の一種でアスベストの吸入によってのみ発生します。
なお、肺がん、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚は、アスベストの吸入以外の原因でも発生するものです。