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アスベスト含有の成形板(ケイ酸カルシウム板、石綿吸音板)とは

アスベストとは何か、どこに使われているのか。また人体にどのような影響を与えるのか、アスベストを除去するにはなど、アスベストの問題とその対策を解説します。


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アスベスト含有の成形板(ケイ酸カルシウム板、石綿吸音板)とは

ケイ酸カルシウム板、石綿吸音板はアスベストを含有する代表的な建材で、学校や公共施設、オフィス、マンションなどさまざまな場所の天井で目にすることができます。

ケイ酸カルシウム板は、アスベストと石灰原料、ケイ酸質原料を混ぜて板状に成形したもので、見た目は石膏に似ています。アスベストの含有率は5〜25%程度です。耐火、防湿性に優れ、軒下、台所、風呂場などの天井や壁に使われます。1994年までアスベストを含有したものが作られていました。

石綿吸音板は、ロックウール(石綿)に接着剤を混ぜて成形したものです。またロックウール吸音天井板、ロックウール化粧吸音板とも呼ばれています。アスベストの含有率は4%程度です。防音の目的で天井に張られており、1988年までアスベストを含有したものが作られていました。

 

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